【歯石と歯垢の違いについて】

みなさん、こんにちは。

足立区竹ノ塚駅から徒歩4分の歯科・矯正歯科

稲葉歯科医院です。

 

みなさんは、「歯石と歯垢の違い」は分かりますか?同じものではないのかと思われる方も多いと思います。

 

今回は「歯石と歯垢の違い」について、お伝えして行きます。

 

 

【歯垢とは】

歯の表面に、白色や黄色のネバネバした汚れが付くことがあります。このネバネバが歯垢(別名プラーク)と呼ばれます。

 

歯垢は細菌の塊であり、1gにおよそ1,000億個の細菌がいると言われています。食後4~8時間ほどで、歯垢が作られて行きます。この歯垢が歯のトラブルになる虫歯や歯周病の原因になります。

 

トラブルを少しでも防ぐために、食後の歯磨きがとても重要になって来ます。

 

 

【歯石とは】

歯石が固くなったものが「歯石」になります。歯磨きの磨き残しで残った歯垢が、2日くらいで歯石になると言われています。

 

なぜ硬くなるのかと言いますと、唾液中のリン酸やカルシウムが反応して硬くなるからです。歯石の表面は凸凹していて、そこに歯垢が付着してしまい、そのことが歯周病の原因になってしまいます。

 

さらにこの歯石が出来てしまうと、日常の歯ブラシでは除去することは出来ません。この歯石を取り除くためには、歯科医院でのクリーニングが必要になって来ます。

 

 

【それぞれつきやすい場所とは】

歯垢・・・奥歯の噛む面や歯と歯茎の境目、歯と歯の間。この他にも、歯並びが重なっている場所や抜けた歯の周りなども、歯垢の溜まりやすい場所になっています。

 

歯石・・・歯石が付きやすいところは、歯ブラシが当たりにくく、かつ唾液が豊富に流れている唾液線の開口部の近くです。具体的には、下の前歯の裏側や上の奥歯に外側が付きやすい場所になります。

 

 

【つかないようにするにはどうしたら良いか?】

歯垢が付かないようにするためには、正しい方法でしっかりと歯を磨く事が大切になって来ます。それに加えて、デンタルフロスも行うことをお勧めします。

 

ただ、しっかりと歯磨きをしても間食が多かったり、糖分を頻繁に取ることが多ければ、歯石はすぐに溜まって来てしまいます。その為にも、食事の取り方にも注意することが必要です。

 

また、歯垢はご家庭だけでは完全に取り除く事が出来ません。だんだんと歯石になって来てしまうと、歯科医院の専用の器具で取り除かなくてはならなくなります。

 

ただ、しっかりと歯磨きをしていれば歯垢が溜まりにくくなるので、正しい歯磨きをすることが大切になって来るのです。

 

 

歯石は歯と似ているため、付いていることが分かり難いことがあります。歯垢がきちんととれているかチェックするためにも歯科医院へ検診へ行き、どの場所に溜まりやすいかチェックしてもらいましょう。

 

 

◆稲葉歯科医院

(住所)東京都足立区竹の塚5-6-19

(TEL) 03-3883-1205

(稲葉歯科医院ホームページ)https://www.inaba-dc.jp

(矯正専門ホームページ)https://www.inaba-moc.com/

足立区竹ノ塚 インビザライン(透明マウスピース矯正)専用サイト 稲葉歯科医院

足立区竹ノ塚で、インビザライン(マウスピース矯正)専門の矯正治療を行っております稲葉歯科医院と申します。 稲葉歯科医院では、マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)のマウスピースを作製するために必要な歯型を「iTero Element」で採取しています。※「iTero Element」は最新の口腔内光学スキャナーです。

0コメント

  • 1000 / 1000