【口腔内の常在菌の種類について】
みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚駅から徒歩4分の歯科・矯正歯科
稲葉歯科医院です。
お口の中というのはとてもデリケートな部位ですが、清潔であるかどうかはまた別の話です。なぜなら、私たちのお口の中には、物凄くたくさんの量と種類の細菌が生息しているからです。
今回は「口腔内の常在菌の種類」などについて、お伝えして行きたいと思います。
【数百種類の常在菌】
ヒトの口腔内には、約700種類に及ぶ常在菌が生息していると言われています。その一部はまだはっきりと確認されたものではありませんが、いずれにせよ物凄い種類の細菌が存在しています。
しかも、それぞれの種類で膨大な数の細菌が生命活動を営んでいるのですから、お世辞にも私たちのお口の中は清潔とは言い難いのです。
【病原性を発揮するかが重要】
それだけたくさんの種類がいたとしても、病原性を発揮しなければ有害とは言えません。現に、お口の中の細菌にはいわゆる「善玉菌」も含まれているので、種類によっては健康に寄与してくれているのです。
そこで、病原性を発揮する細菌の種類について改めて、確認しておきましょう。
【むし歯菌や歯周病菌は有害】
むし歯菌や歯周病菌は、私たちのお口の中にとって有害です。それほど数が多くなければ問題とはなりませんが、口腔衛生状態が悪化して一定数以上繁殖すると、歯を溶かしたり、歯茎に炎症をもたらしたりします。真菌の一種であるカンジダ菌もお口にとって有害な病原体と言えます。これらは毎日のオーラルケアをしっかり行うことで、その繁殖を抑制することが可能です。
【まとめ】
このように、私たちのお口の中には700種類にも及ぶ細菌が生息し、その一部がむし歯や歯周病などの病気を引き起こします。逆にいうと、大半の細菌は大きな害を与えるものではありませんので、ご安心ください。
日々の歯磨きを適切な方法で実施することで、お口の健康を維持することが出来ますし、歯科医院での定期的なメンテナンスをお受けいただくことで、さらに健康なお口を維持出来ます。
◆稲葉歯科医院
(住所)東京都足立区竹の塚5-6-19
(TEL) 03-3883-1205
(稲葉歯科医院ホームページ)https://www.inaba-dc.jp
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