【エアロゾルについて】
みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚駅から徒歩4分の歯科・矯正歯科
稲葉歯科医院です。
新型コロナウイルス感染症が広まっていく中で、「エアロゾル」という言葉を耳にする機会が増えて来ているかと思います。空気中の微粒子を表すエアロゾルですが、コロナ禍において初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。
今回は「エアロゾル」について、お話しして行きたいと思います。
【エアロゾルとは?】
エアロゾルとは簡単にいうと、空気中を浮遊している液体と固体が混ざった粒子です。直径が0.001μm~100μmと極めて幅広く、様々な物質が該当することになります。ですので、粉塵、霧、もや、スモッグ、煤塵と呼ばれることもあります。
そこで気になるのが、新型コロナウイルス感染症との関係ですよね。
【飛沫感染とエアロゾル感染の違い】
新型コロナウイルス感染症は、基本的に「接触感染」と「飛沫感染」という2つの感染経路が確認されています。
人と握手をしたり、くしゃみで飛沫を飛ばしたりすることがハイリスクなのは、そのためです。
一方、エアロゾルは上述したように、空気中に浮遊している物質です。つまり、人との接触やくしゃみを我慢したからといって、ウイルス感染をしっかり予防出来るということは難しくなります。
どちらかというと、空気感染に近いのがエアロゾル感染と言えます。
【エアロゾル感染に確証はない】
現時点で、新型コロナウイルスがエアロゾル感染するという確証はありません。ですが、その危険性が指摘されている以上、用心するに越したことはありませんよね。もちろん、過剰に心配し過ぎるとかえって悪い事態を招くこともありますが、エアロゾル感染のリスクも踏まえた上で、感染予防に取り組むのが賢明と言えます。
【まとめ】
このように、エアロゾルは空気中に浮遊している粒子です。新型コロナウイルスとの関連は確認されていませんが、感染症のリスクを高める要素として、その実態を知っておくことは大切です。
ちなみに当院では、口腔外バキュームという粉塵を吸引する機械を各チェアにおいております。エアロゾルも含めた空気中の病原物質への対策も十分に講じておりますので、どうかご安心して来院して頂ければと思います。
◆稲葉歯科医院
(住所)東京都足立区竹の塚5-6-19
(TEL) 03-3883-1205
(稲葉歯科医院ホームページ)https://www.inaba-dc.jp
(矯正専門ホームページ)https://www.inaba-moc.com/
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