【虫歯にならない為の習慣作り】

令和も残すところ1ヶ月半となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

足立区竹ノ塚の歯科・矯正歯科 稲葉歯科医院です。

 

今回は「虫歯にならない為の習慣作り」について、お話しして行きたいと思います。

 

 

【虫歯になる要因とは?】

虫歯は、甘いものを摂り過ぎるだけで発症する訳ではありません。以下の4つの要因が重なった時に発症しやすくなります。

 

◆ミュータンス菌など虫歯菌

お口の中にミュータンス菌などの虫歯菌が存在すると、虫歯リスクを抱えることになります。

 

◆糖分(砂糖)

虫歯菌は糖分が大好物で、その中でも最も砂糖を好みます。虫歯菌は食べカスに含まれる糖分をエサにして、歯を溶かすための酸を作り出します。

 

◆時間

私たちは飲食を繰り返すたび、歯の表面が溶ける「脱灰」と、唾液によって溶け出した成分を補う「再石灰化」を繰り返しています。しかし、食べ物がお口の中に留まる時間が長ければ長いほど、また回数が多ければ多いほど脱灰が続き、なかなか再石灰化しません。脱灰が続くと、やがて虫歯になってしまいます。

 

◆歯質

歯質も虫歯に大きく関わります。歯の表面のエナメル質が薄いと、虫歯菌が出す酸に溶けやすくなります。そのため、エナメル質が薄い乳歯や生えたばかりの永久歯などは、非常に虫歯になりやすいと言えます。

 

 

【虫歯にならない習慣】

虫歯は、日常の飲食の摂り方に大きく関わります。上述した通り、甘いものを摂り過ぎることだけが原因ではありません。虫歯にならないためには、毎日の習慣にヒントがあるのです。

 

◆間食は回数と時間を決めること

お口の中は、飲食を繰り返すたびに酸性に傾き歯の表面が溶けて行きますが、時間が経つにつれて唾液がお口の中を中和し、歯が溶けることを抑制します。しかし、いつまでもダラダラと食べ続けると、お口の中はずっと酸性状態となり、脱灰が進んでしまいます。特に砂糖をたくさん含んだ甘いものを食べる時は、時間と回数を決めるようにしましょう。

 

◆よく噛んで唾液をたくさん出す

唾液は口の中の乾燥を予防し、再石灰化を促す大切な役割があります。お口の中が乾くと虫歯菌が繁殖しやすくなるため、よく噛んで唾液をたっぷりと出すように心がけて下さい。食後にキシリトール100%ガムを噛むこともお勧めです。

 

◆砂糖をたっぷり含んだものを控え、虫歯になりにくいものを選ぶ

キャラメルや飴などは砂糖をたくさん含んでいる上、お口の中に留まる時間も長いため、虫歯になりやすいおやつです。おやつには、砂糖を控えたものを選ぶようにして下さい。歯に良いおやつとして、カルシウムをたっぷり含んだものを摂取すると良いでしょう。

 

◆就寝前の歯磨きをしっかりと行う

1日の中で最も重要な歯磨きの時間帯は、就寝前です。就寝中は唾液の分泌が減り、お口の中が乾きやすくなります。そのため、虫歯菌などの雑菌が繁殖しやすく、虫歯リスクが高まってしまいます。

 

寝る前の歯磨きをしっかりと行い、少しでもお口の中の雑菌を減らして

おきましょう。フロスや歯間ブラシを使った歯間ケアも忘れずに行って

ください。

 

 

【毎日にケアとともに、定期検診の受診もお忘れなく】

虫歯は、すぐになるものではありません。毎日の飲食の仕方で虫歯は作られやすくなります。

 

お伝えした虫歯になりにくい習慣作りを心掛けるとともに、歯科医院での定期検診も忘れずに受診し、虫歯などのトラブルを予防して健康な歯を保つようにしましょう。

 

 

 

【稲葉歯科医院】

(住所)東京都足立区竹の塚5-6-19

(TEL) 03-3883-1205

(稲葉歯科医院ホームページ)https://www.inaba-dc.jp

(矯正専門ホームページ)https://www.inaba-moc.com/

足立区竹ノ塚 インビザライン(透明マウスピース矯正)専用サイト 稲葉歯科医院

足立区竹ノ塚で、インビザライン(マウスピース矯正)専門の矯正治療を行っております稲葉歯科医院と申します。 稲葉歯科医院では、マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)のマウスピースを作製するために必要な歯型を「iTero Element」で採取しています。※「iTero Element」は最新の口腔内光学スキャナーです。

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