【インビザラインでは対応が難しいケース】
みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚駅から徒歩4分の歯科・矯正歯科
稲葉歯科医院です。
インビザラインは、ワイヤーを使うブラケット矯正に比べると、患者様への負担が低い治療です。ですがその分、患者様には自己管理(装着時間を出来る限り延ばす、食後の歯磨きなど)を徹底していただく必要があります。
それに加えて、インビザラインでは対応が難しいケースもありますので、今回はその対応が難しいケースについて、ご紹介して行きたいと思います。
◆受け口や出っ歯など、あごの位置の矯正が必要な場合
上下のあごの位置、骨格自体がズレてしまっている受け口や出っ歯の場合、インビザラインでは対応が困難です。全体的に歯を内側へ動かすことでごまかせる場合もありますが、抜本的な治療には外科手術が必要な場合もあります。
◆生えかけで止まっていたり、埋もれていたりするような歯(埋伏歯)がある場合
ごく稀に、歯が途中までしか生えていないような状態で埋まったままになっている(埋伏歯)患者さまがいらっしゃいます。特に支障がなければ問題ないのですが、埋伏歯を含む歯の矯正を行うのは、インビザラインでは難しい症例です。
なぜなら、インビザラインではマウスピースで歯を覆って全体的に力をかけて動かすからです。そのため、途中までしか覆うことが出来ない埋伏歯には十分な力を加えられず、動かせません。
◆抜歯を必要とするような矯正
ここまでの2つは先天的な問題がほとんどなので、対象となる患者さまはそれほど多くないかも知れません。しかし、最後のこの点は誰にでも当てはまりますので、気を付けなければ行けません。
歯科矯正で歯を動かす隙間を作るために抜歯をする場合があります。しかし、歯1本分のような大きな距離を動かす歯科矯正には、インビザラインは向いていません。
インビザラインを使うことは可能ですが、途中で歯が倒れてしまうなどの問題が発生することがありますので、お勧め出来ないのが正直な見解です。
歯並びや矯正治療のことでお悩みになられているという事であれば、お気軽に当医院までご来院くださいませ。
患者さまの歯並びの状態に合わせて、最適なご提案(ワイヤー矯正・マウスピース矯正)を行わせていただきます。
【稲葉歯科医院】
(住所)東京都足立区竹の塚5-6-19
(TEL) 03-3883-1205
(稲葉歯科医院ホームページ)https://www.inaba-dc.jp
(矯正専門ホームページ)https://www.inaba-moc.com/
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