【かむことの大切さ】
みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚駅から徒歩4分の歯科・矯正歯科
稲葉歯科医院です。
新型コロナウイルスが猛威を振っており、日常生活において心配な毎日が続いています。インフルエンザなど他のウイルスもそうですが、ウイルス感染のリスクを低減するためには物理的なウイルス対策はもちろんのこと、抵抗力をつけておくことが非常に重要です。
その基本になるのが「食べること」であり、しっかり噛める口腔内環境にあることが何よりも大切なのです。あなたのお口はしっかり噛める環境ですか?
(よく噛めない原因その①)むし歯
むし歯になるとまず歯が痛くなります。痛くなると噛んだり飲んだりすることが辛くなり、食事に影響が出てしまいます。
むし歯の症状は、少ししみる程度から激痛までと様々で、症状に応じた治療を行うことで噛む機能を改善出来ます。当然、早期発見と症状が悪化してから治療をするのとでは、歯が残る量や歯の予後も大きく異なって来ます。
また、むし歯をそのまま放置すると歯がすっかり溶け、根っこだけになってしまいます。この状態では土台を立ててクラウンを被せる治療は出来ず、ほとんどの場合抜歯になります。入れ歯やブリッジなどで噛む機能を回復させる治療は、歯を抜いてしまうとよく噛めなくなります。
このように、むし歯になることでよく噛めなくなってしまうことがまず挙げられます。
(よく噛めない理由その②)歯周病
歯周病になると、まず歯ぐきが腫れてきます。歯そのものが痛い訳ではないので、食事にそれほど苦痛を感じない方もいらっしゃいますが、そのまま放置すると歯周病菌によって歯を支える組織が影響を受け、噛むたびに痛みを感じるようになります。
むし歯の痛さとは少し違うため、歯周病とは思わずに過ごしてしまうと症状がどんどん悪化してしまいます。その結果、歯槽骨が吸収され、歯がグラグラになって噛めなくなってしまいます。最終的に歯が抜けてしまうか、保存不可で抜歯になってしまいます。
さらに歯周病の厄介なところは、一本の歯だけに症状が起きるむし歯と違って、歯を支える組織全体に症状が出るため、一本の歯だけでは済まないところです。歯周病と診断された場合、顎の骨が吸収されて薄くなっており、他の歯も歯周病の症状が出ていることがほとんどです。
歯周病によって歯を失ってしまうと当然噛むことが辛く、食事に影響が出てしまいます。
(お口の健康を守ることは強い体を作る基本です)
食べることは、健康な体作りの基本です。そのためには、むし歯や歯周病からお口の健康を守り、よく噛めるお口の中の状態を維持することがとても大切です。病気に負けない体づくりのためにも、お口の中の健康維持に努めましょう。
◆稲葉歯科医院
(住所)東京都足立区竹の塚5-6-19
(TEL) 03-3883-1205
(稲葉歯科医院ホームページ)https://www.inaba-dc.jp
(矯正専門ホームページ)https://www.inaba-moc.com/
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