【必要な栄養素~丈夫な歯を作るために~】
みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚駅から徒歩4分の歯科・矯正歯科
稲葉歯科医院です。
みなさんは、歯を丈夫にするためには、どんな食べ物が良いかご存知ですか?
今回は「丈夫な歯を作るために必要な栄養素」について、お伝えいたします。歯にも様々な栄養素が必要とされるので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
(カルシウム)歯の主成分となります。
→乳製品・小魚・大豆・ひじき・小松菜 など
カルシウムは、歯の再石灰化を促す作用があります。
(タンパク質)歯肉を作ります。
→卵・魚・肉・乳製品・大豆 など
カルシウムの吸収も良くします。
(ビタミンA)エナメル質を作ります。
→卵・緑黄色野菜・レバー・ほうれん草 など
(ビタミンC)象牙質を作ります。
→レモン・イチゴ・みかん・サツマイモ・ピーマン など
健康歯茎を形成するのに役立ちます。
(ビタミンD)カルシウムの吸収を高める。
→きのこ類・いわし・サンマ等の魚介類 など
(マグネシウム)歯を支える骨の成分です。
→ココア・大豆・魚介類・海藻類アーモンド・玄米 など
カルシウムの吸収を助けます。
ちなみに、歯に良い飲み物は牛乳とお茶です。牛乳はカルシウムを多く含みはにとても良い飲み物です。日本茶は、その中に含まれているカテキン(ポリフェノール)、フッ素等の働きにより抗菌作用に優れ、むし歯予防作用があります。
食物繊維の多い食べ物のニンジン・ごぼう・レタス・セロリ等は繊維質が多く含まれるので、「直接清掃性食品」とも呼ばれています。噛むことにより、歯や粘膜の表面が清掃され、唾液の分泌促進や顎の発達にも繋がる食品です。
丈夫な歯を作る食事の最大のポイントは、「偏食をしない」ことです。
「歯を強くする=カルシウム」と思っている方も多くいますが、カルシウムをたくさん摂れば丈夫な歯が出来るという訳ではありません。
歯も身体と同じで、様々な栄養素をバランスよく摂ることがとても大切です。カルシウムを与えるほど歯が強くなる訳ではありませんので、気を付けましょう。
当たり前かもしれませんが、食べ物はまずお口から入って行きます。その最初のステップである、歯の健康を維持して行くことは大切なことですし、良く噛めてこそ身体の健康が保たれます。
よく噛んで食べることは胃腸に良いばかりでなく、頭の働きを良くする、肥満予防、味覚の向上など、身体の健康に良いことばかりです。
最後に、これらの食品を食べていれば、むし歯にならないという訳ではありません。当然ですが、食事をしたら歯磨きは忘れずしっかり行いましょう。
◆稲葉歯科医院
(住所)東京都足立区竹の塚5-6-19
(TEL) 03-3883-1205
(稲葉歯科医院ホームページ)https://www.inaba-dc.jp
(矯正専門ホームページ)https://www.inaba-moc.com/
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