【歯科に関わる口臭】
みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚の歯科・矯正歯科
稲葉歯科医院です。
まだまだマスク生活は続いてますが、口臭について実は悩んでいるという方は多いのではないでしょうか?特別なものではなく、誰しも少なからずあるものです。
「口臭」は、とてもデリケートな問題です。においですから目には見えないですし、そのにおいをどう感じるかも人によって個人差があります。
そこで今回は「歯科に関わる口臭」について、お話ししたいと思います。
【なぜ口臭が起きるのか】
それは、お口の中に潜む細菌が原因となります。
◆歯をよく磨く方:1000〜2000億個
◆歯をあまり磨かない方:4000〜6000億個
◆歯をほとんど磨かない方:約1兆個
にものぼると言われています。
増えた細菌は、剥がれ落ちた粘膜や食べカスなどを分解・発酵させます。その時に出るガスが口臭となるのです。根本的な口臭を解決する為には、細菌の数を減らす必要があります。
口臭にも種類があり、大きく2つに分けられます。
(生理的口臭)
・起床直後
・空腹時
・緊張時
これは唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質である揮発性の硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるためです。これは誰にでもあることです。
(病的口臭)
・虫歯や歯周病(病的口臭の90%がこれです)
・糖尿病
・消化器系の病気
・肝臓疾患
これは、病気が原因で発生する口臭のことで、そのうち90%以上が虫歯や歯周病などの口腔内状態が関係しています。特に歯周病はひどくなると、もともと歯周病菌が出すVSCと膿のにおいが混ざってより強くにおいます。
虫歯や歯周病を治療していれば、歯磨きなどのセルフケアで口臭の大半は解決出来ます。
歯科医院でのクリーニングの後には一時的に菌の数を減らすことが出来ますが、時間が経って食事をしたりするとまた増えて来ます。
【対処法について】
歯ブラシだけでは6割程しかプラーク(歯垢)が除去出来ない為、歯ブラシ+デンタルフロスや歯間ブラシを使ってしっかり清掃をし、お口の中を清潔に保ちましょう。
日々のセルフケアをしっかり行うことで妨げる口臭もあるので、少しずつ取り入れてクリアな息にして行きましょう。
もし、今現在使われている歯ブラシを見直したい方やフロスや歯間ブラシが気になるようでしたら、当院の受付にて販売しておりますので、是非ご利用ください。
お待ちしております。
【稲葉歯科医院】
(住所)東京都足立区竹の塚5-6-19
(TEL) 03-3883-1205
(稲葉歯科医院ホームページ)https://www.inaba-dc.jp
(矯正専門ホームページ)https://www.inaba-moc.com/
0コメント