【不正咬合の種類について】
みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚駅から徒歩4分の歯科・矯正歯科
稲葉歯科医院です。
矯正治療が必要な歯並びには、様々な状態があります。
歯並びや咬み合わせが悪い状態である「不正咬合」には、どのような種類があるのか、いくつかの分類に分かれているので、それぞれ解説したいと思います。
【不正咬合の種類】
◆叢生(そうせい)
乱杭歯(らんぐいば)とも言われます。歯並びが凸凹になっていたり、重なり合ったりしている状態です。汚れがたまりやすく、歯ブラシ届きにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
◆上顎前突(じょうがくぜんとつ)
俗にいう「出っ歯」の状態です。上の前歯が強く前に出ていたり、上顎の歯全体が、前に出ている状態です。
◆下顎前突(かがうぜんとつ)
俗にいう「受け口」の状態です。下の歯が上の歯よりも前に出ている状態です。「サ行」「タ行」の発音がしにくい事があります。
◆開咬(かいこう)
上下の歯で咬んだ時に、奥歯は咬み合っていても前歯の上下に隙間があいてしまっている状態です。前歯が開いているので物を噛み切る事が出来ず、食事がしにくくなります。
◆過蓋咬合(かがいこうごう)
上の歯と下の歯の重なりが深く、下の歯が見えないほど咬み込んでいる状態です。咬む力が多くかかり、歯に負担が大きい咬み合わせです。
◆空隙歯列(くうげきしれつ)
「すきっ歯」とも言われます。歯と歯の間の隙間が広く開いている状態です。食べ物が挟まったり、前歯の隙間が見た目で気になる事があります。乳歯の場合は、隙間が開くのは正常な状態です。
このように不正咬合には、いくつかの種類があります。
明らかに歯並びが凸凹としていたり、歯が前に出ている場合は見た目が気になる事が多いかと思います。ただ、咬み合わせの問題などは、見た目にはあまり気にならない事もあるかも知れません。
歯並びは見た目だけの問題ではありません。矯正治療により歯並びや咬み合わせが整う事で、虫歯や歯周病のリスクが減ったり、食事や会話がしやすくなるなど多くのメリットがあります。
歯並びや咬み合わせで気になる点がある場合には、一度矯正相談を受けていただくと良いと思います。
当院では、矯正治療を行っております。ご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
【稲葉歯科医院】
(住所)東京都足立区竹の塚5-6-19
(TEL) 03-3883-1205
(稲葉歯科医院ホームページ)https://www.inaba-dc.jp
(矯正専門ホームページ)https://www.inaba-moc.com/
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